#03仕事ってのはマジメにふざけるんだよ!マジメにやるな!

デザイン担当 向畑 明範

 

 

マジメ?ふざけるの??マジメにふざけるって難しい

サンエバーは、普通の会社とは違うところがあるんです。それは、まじめに仕事をすると怒られる会社だというところです。

 

いつも社長からは、

 

ふざけろ、まじめにやるな!!!

と言われていて、それは、競合他社との変わった方向性を出したい、会社の色を出していきたいという社長の思いでもあると思うんですが、たまにマジメにふざけるって何だろう…って困惑しちゃう時もあります(笑)

 

 

 

僕は靴下の新商品が出たときのPOPや販促物全体のデザインを任されています。

 

デザインをやらせてもらう立場からすると、毎日ワクワクしながら作成できるこの社風は、

僕にとても合っているなと感じています。

 

靴下のPOPの制作風景

 

とは言っても、バランスは大事で、難しいところでもあります。ふざけすぎも良くないし、バランスですね。

 

 

 

バランス…

 

 

 

そのバランスを取るのが難しいんですけど、そこはいつも僕が社長から注意を受けるところでもあります。

 

社長に注意を受けている向畑

 

しめるとこはしめて、ふざけるとこはふざける!

 

しめるところとしては、靴下の「スペック表示」の部分です。製品自体のスペックはまじめに書くようにしています。

 

ふざけるところとしては、他社と被らないようなおふざけを入れたキャラクター商品を作ることを心掛けています。

 

例えば、昔のガンダム、ビックリマンチョコ、ドラゴンボールなどのいわゆる中二病のような要素を入れたりしています。もちろん、どれだけふざけていても、お客さんがお店で手に取ってワクワクするような商品を作るのが大前提です。

 

ポップも、エンターテイメントを演出するよう、色々仕掛けをします。例えば、いきなり社長の顔を出したりとか。社長の顔知らないしって感じでも、面白おかしくしています。面白さだけでは商品としては足りていないので、ここでも注意は必要です。

 

 

 

 

 

 

ネーミングが命

 

新しい商品ができても、それを売り出すためにはネーミングを決めないといけません。インパクトのあるネーミングを決めるのは大変です。

 

サンエバーの仲間全員で意見を出し合い、時代、受けているもの、インパクトのある、埋もれない特徴的なものなど、様々な観点からネーミングを決めるようにしています。

 

 

 

今までのネーミング例

 

 

 

サンエバーらしさ=マジメにふざける

 

僕は、社長のイマジネーションを具現化することが仕事です。ただ、ここでも社長のイマジネーションをそのまま具現化しては駄目だと思ってます。
サンエバーらしさをプラスしなければ、本当の意味で社長のイマジネーションを具現化できて
はいないんじゃないかなって。

 

「サンエバーらしさ=マジメにふざける」

 

社長との意思疎通が必要ですし、社長のイマジネーション、社長の目指すことを感じ取ってそれにおふざけ要素をプラスしたり、あとは時事ネタとか社会情勢などもありますが、時代背景は組み込んでいます。

 

社長の「まじめにやるな、ふざけろ、まじめにふざけろ」という言葉に哲学的なことは入っていませんが、靴下一つ一つにメッセージを込めて作っています。

 

将来的には、みんなが驚くような、新しいと感じるようなことを靴下を通して発信していきた
いと思っています。
靴下×●●のような、意外なものと掛け合わせて、今までなかったものを作り上げていき
たいと考えています。